イルガチェフェ コチャレ
生豆生産国/エチオピア
標高/1800-2200m
地域/イルガチェフェ
品種/エチオピア原種(エアルーム)
規格/G-1
農園/約60の契約農家
生産者/-
精選処理/ナチュラル
非常に稀少な[Q-1]品質の認定を受けた原材料のみ使用
エチオピアの輸出業者 Haileslasie Ambaye 社が高品質産地として知られるイルガチェフェの中で、更に限定された地区からチェリーを集荷。同国オークションシステム(ECX)における最上級規格【Q1】の原料のみで作り上げたスペシャルティコーヒー。
標高2,500mに位置するイルガチェフェ村
シダモ・コーヒーエリアの南端から険しい道沿いに車を走らせますと、イルガチェフェ村(標高2,500m)までの約35km間にコーヒーが大切に栽培されているのが目に映ります。肥沃(ひよく)な黒土に恵まれ、川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェフェ村のシンボルは、近在のアバヤ湖でエチオピアの人々が心から愛する湖のひとつに数えられています。
エチオピアはナチュラル精製が主流ですが、イルガチェフェは伝統的な水洗処理、天日乾燥により仕上げられています。その中でも選りすぐられたトップグレードがイルガチェフェ・G1です。
イルガチェフェの生産と風味
この地域で生産が始まったのは1950年代と、コーヒーの生産文化からすると比較的新しいのですが、紅茶にも似た特徴的なフレーバーとワインにも感じられるフル・ボディーのカップ評価から、このイルガチェフェ地区のコーヒーが「YIRGACHEFFE」の名で急速に取引されるようになりました。現在ではアメリカや北欧のスペシャルティコーヒー市場で人気を博している関係から、非常に手に入れ難いコーヒーのひとつにもなっていますが、あえて生産エリアを広げることなく限られた生産エリアで栽培されています。川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェフェ地区1杯のコーヒーカップから、心までも澄み渡るような逸品です。